産業能率大学総合研究所は6月19日、「2019年度新入社員の会社生活調査」の結果を発表した。この調査は1990年度から毎年行われ、今回で30回目。会社で目標とする地位に「関心がない」と答えた人は42.7%と、ここ10年で最も高くなった。
产业能率大学综合研究所于6月19日发表了“2019年度新员工的公司生活调查”的结果。这个调查从1990年度开始每年进行,这次已经是第30次。这次,在调查对象当中,回答“对于把某个地位当成目标这件事不感兴趣”的人占42.7%,是这10年间最高的。
調査は今年3月下旬から4月初旬にかけて、産能マネジメントスクールの新入社員セミナー受講者を対象に実施。有効回答数は429人で、うち男性281人、女性148人だった。
调查从今年3月下旬持续到4月上旬,以产能管理学校的新职员研讨会听讲人为对象实施。有效回答数为429人,其中男性281人,女性148人。
目標とする地位で最も多かったのは「部長クラス」(19.8%)。以降、「役員」(15.3%)、「社長」(10.8%)、「課長クラス」(7.5%)、「係長クラス」(3.8%)と続いた。1か月で許容できる残業時間も、「1~10時間」と答えた割合は18.3%、過去最多だった。
目标职位最多的是部长级(19.8%)。其次是“董事”(15.3%),“社长”(10.8%),“科长级”(7.5%),“股长级”(3.8%)。另外,能够接受的1个月加班时间,回答“1~10小时”的比例为18.3%,是史上最多的一次。
転勤に関する項目でも、「一度も転勤せずに同じ場所で働き続けたい」が昨年度から約10ポイント増加し36.4%と、過去最高を記録した。ワークライフバランスや働き方改革が叫ばれる昨今、新入社員の労働観が変わりつつあるようだ。
在关于转职相关的问题当中,回答“一次也不想辞职,想在同一场所继续工作”的人比去年增加了约10个百分点,达到36.4%,创历史最高纪录。在提倡工作生活平衡和工作方式改革的今天,新职员的劳动观似乎正在发生变化。
将来支給される公的年金についても聞いた。「老後の収入として期待している」と答えた人は11.7%で、「期待していない」(34.7%)、「どちらかと言えば期待していない」(33.6%)を合わせた割合は6割を超えている。昨年よりも約6ポイント増加していた。
调查中也询问了将来支付的公共养老金。回答“期待作为老年后的收入”的人占11.7%,回答“不期待”(34.7%),“不抱希望”(33.6%)的比例超过了6成。比去年增加了约六个百分点。
政府は70歳まで雇用できるような制度の整備を進める方針だが、新入社員の思いとは溝がある。何歳まで働き続けたいか聞いたところ、最も多かったのは「60歳」(43.1%)。60歳を過ぎても働きたいと答えた人は32.7%と、昨年より1.5ポイント減少した。
政府方针是推进能够雇用到七十岁的制度,但与新员工的思想有分歧。询问想继续工作到几岁,最多的是“60岁”(43.1%)。回答即使过了60岁也想工作的人占32.7%,比去年减少了1.5个百分点。